あなたは先生。あたしは生徒。
その後は学校の中に入って大和と別れ教室へ行く。



「夏希、健太、おはよう~。」

「「おはよ!!」」



最近は、夏希と健太といつも一緒にいる。



この二人は落ち着く~!!



「花って好きな人いないんだよね?」

「何!?朝からそんな話?」



健太が急に変な事を言い出した。



あたしは二人には『彼氏も好きな人もいない』っていってある。



「俺の部活の先輩が花を紹介してほしいんだって!!」

「えぇぇ!?パス。あたし今は恋とか興味ないし。」

「お願い!!いつもよくしてもらってる先輩だから断れなくてさ…。」



健太が困った顔をしてると夏希が口を開いた。



「花ぁ、紹介くらいいいんじゃない?花モテるのに彼氏作んないの、もったいない!!」

「でも…」



大和って彼氏がいる…。



言えないけど…。



「その先輩ってね、あの橘先輩なんだぞ!!」

「誰よ。橘って。」

「ほら、サッカー部でモテモテのイケメン橘だよ!!」



イケメン橘!?



知らないし。



「取り合えず会ってみるだけ!!お願い!!な?」

「もぅ…。会うだけだよ…。」



はぁ~…。



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