泣き顔にサヨナラのキス

「健治君の好きだった人でしょ?気になるの」


正直ヤキモチは面倒くさい。それ以上に、変に勘繰られるのも気分が悪い。


だったら、一度逢って気が済むのならと、涼子の店に連れては来たものの……


どうして、俺は亜美に昔の恋の話をしてしまったのだろう。



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