泣き顔にサヨナラのキス
 

まぁそれも、今となっては孝太君の彼女が野上さんで良かったのかなと想う。


うん、何となくだけど。


もう、諦めるって決めたから。


孝太君は野上さんしか見ていなかった。

どんなに好きを伝えても、叶わないと実感したし。


そう、あの時。

孝太君の部屋に一人残されたあたしは、想像以上に惨めだった。





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