大切なこと。
「玲華ちゃん。大丈夫かい?」
「うん…おばあちゃんすき…。」
「ほぅほー…うれしいね。」
おばあちゃんは優しく笑った。
「おばあちゃん。私もう恋できないかも…」
「うーん…大丈夫じゃよ。玲華ちゃんは美人だしね。女の子は恋する生き物なんだよ。」
優しくてすごく安心する。
「でも…」
トラウマのこと。
おばあちゃんは知っていた。
「大丈夫大丈夫。いつか玲華ちゃんの不安を包みこんでくれる子が現れる。」
「ホントに?」
バッと私は顔を上げた。
「ホントにだよ。ばあちゃんは嘘はつかないんじゃよ。」
根拠はないけど…
私も恋ができる気がした。
「現れるといいなぁー…」
私は安心してそのまま寝てしまった。