大切なこと。
その日以来隣の席の神谷くんを避けるようになっていた。
「早川…あのさ。」
「あっ…ごめんちょっと…」
そういい席を立った。
「咲あのさー!」
「ちょっと玲華!今奏ちゃんがなんか言おうとしてなかった?」
「えっ…そうだっけ?」
私は惚けた。
「あんた最近変に奏ちゃん避けてるでしょ?」
「えっ…そうかなぁ…」
さすがにばれるよね。
もう5月になっていた。
ますます咲とは仲が良くなっていたのでばれないはずがなかった…。
「ねぇ…なんかあったの?」