大切なこと。

その日以来隣の席の神谷くんを避けるようになっていた。

「早川…あのさ。」

「あっ…ごめんちょっと…」
そういい席を立った。

「咲あのさー!」

「ちょっと玲華!今奏ちゃんがなんか言おうとしてなかった?」

「えっ…そうだっけ?」

私は惚けた。

「あんた最近変に奏ちゃん避けてるでしょ?」

「えっ…そうかなぁ…」

さすがにばれるよね。
もう5月になっていた。
ますます咲とは仲が良くなっていたのでばれないはずがなかった…。

「ねぇ…なんかあったの?」

< 29 / 48 >

この作品をシェア

pagetop