群青の月
やっと片付いた部屋を見渡して、つい深いため息が零れた。


こんな生活、いつまで続くんだろ……


未来(サキ)の見えない暗い世界は、酷く居心地が悪くて、心がポキリと折れてしまいそうになる。


こんな闇に埋もれているのに、生きる気力なんて湧くはずが無い。


それでも自(ミズカ)ら命を捨てる事も出来ないあたしに残された道は、今の生活を続ける他(ホカ)無いのかもしれない。


こんな日々なら、冬夜との微温湯のような生活の方がずっとずっとマシだって思う。


そんな事を考えてしまった自分に酷く呆れて、また大きなため息が漏れた――…。


< 219 / 1,000 >

この作品をシェア

pagetop