My sweet home
輝いてた日々
それから、

翔は海外でのお仕事に行ったり、

11月には小さな役だけど ドラマが決まって、

12月には雑誌の特集もらったり、、、

少しずつ仕事も増えて、とても忙しそうにしていた。




「ねぇ?
 翔疲れてるでしょ? 先に寝たらっ?
 私、まだ片付けあるから先にベッド行って寝てたら?」

「ーんっ、、大丈夫」

「…あのー、大丈夫じゃなさそうなんですけどぉー」

「……Zzz」

「ホラッ!
 もう、寝てるじゃんっ!
 そんなトコで寝ると風邪引くよ?」

「…ぅんんっ…大丈夫だって」

「何でそんなにイヤがってんのっ?
 子供じゃないんだからっ!」


私があきれ顔でソファーで横になってる翔に近づくと、


 …ガバッ!!



「きゃあっ?!」

「つっかまえたぁ~!」


私はいきなり、起き上った翔に抱きしめられた!


「もうっ!!」

「ごめーんっ。
 だって、こんな早い時間に帰ってきたの、久しぶりなんだけど。
 …ずっとこうやってたい」

「うんっ」



仕事でキツイはずなのに、翔はいつも私を想ってくれてた。

愛してくれた。

そんな翔を

私はとても愛しく感じてた。。。
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