My sweet home
だんだんすれ違いの多くなった私達だったけど、


翔のいない間の寂しさなんて、


翔の大きな腕に包まれて、


ただ それだけで


どっかにぶっ飛んでいってしまう。




”ただいまのキス”なんて、


『……遙』


翔の

甘いささやきで一言で


私にはどうでもいい事のヒトツになる。





それがダメだって―。


今の私には、気付けなかった。

それが一番いけなかったんだよね……?
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