My sweet home
2006年12月24日

この日。
私は朝からケーキに七面鳥をオーブンで焼いて、
ビーフシチュー作ったり、バタバタしてた。


久しぶりの感覚だった。

ご飯を誰かの為に作るって。



お昼過ぎに

 ピンポーン♪

  …ガチャ。


「あ~、すんげーぃいい匂い!!!」

「くすっ。
 いらっしゃいー」


ハルがシャンパンを片手にウチに来た。



「でもまだね、全然出来てないの~」

「あぁいいよ。
 俺も手伝うからっ~!」


二人でキッチンに立ち料理をしながら、、


「相変わらずデカい家~。
 一人じゃ広すぎない?」

「うん。 まぁね」


「…あのさ、、翔からはまだ連絡ないの?」

「…うん」

「そっかっ」



この頃の私は、

会話に翔の名前が出てきても、

正直、胸が痛む事はあまりなかった。。。
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