My sweet home
「開けてもいいー?」
「うん。
 ・・・前にハルが雑誌見て欲しいって言ってた物なんだけどねー」
「え? マジ?!」

包装を開いて、箱をあけるとハルは

「わぁ~~~、スゲッ!!!
 コレなかなか手に入んないんだけどっ!
 どの店もなくってさぁ~~!

すっごい喜んでくれて

「うんー。
 何件も回った~!」

私が笑ってると、

「ありがとうなっ~!」

そう言って、私に飛びつくように抱きついてきた。

「クス。
 痛いよ、痛いって、ハル!!」
私は笑いながらハルの背中をたたいたけど、
ハルは抱きしめた腕を私から外そうとはしなかった。

「・・・ハル?」

そして。

「あのさ、、、。
 ずっと気持ち押し殺してきたんだけど、
 もう我慢の限界って言うか、ほっとけないんだけど。
 遙の事…、好き…だから」

ハルはそういうと、私の目線に顔を持ってきた。

「・・・。」
「な、俺じゃダメ?
 俺は離れたり、突然居なくなったりしないから・・・。
 ・・・ずっと、傍に居るから」

そう言って、
ハルは私の唇に自分の唇を重ねた。。。



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