イジワル王太子と政略結婚!?
シーナはそんな私を見て、クスッと笑ったかと思うと


『そういうとこが可愛かったりするんだけどな』


と呟いて、再び唇を重ねてきた。



「…ん…っ!」


不意打ちのキスと“可愛い”なんて言葉にまたビックリする。


でも今度はちゃんと目を閉じてみた。



不思議……

シーナの肌の匂いがすごく安心する。


ずっと唇にキスするのをためらってたけど…

今こうしてることが少し嬉しいと思う自分がいる。



好きでいたらダメなのに──


こんなキスをしたら、好きって気持ちが強くなるばかりだよ…。


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