イジワル王太子と政略結婚!?
「そういえば…お父様とお母様が妖精のことも言ってたなぁ」
『なんて?』
シーナはこの話も知らないんだ…。
皆が知ってるおとぎ話かと思ってたのに。
「気まぐれだけど美しい妖精がいて、その妖精は願い事を3つ叶えてくれるの。
でも機嫌を損ねるとどこかへ消えちゃうんだって」
『なんだ、その妖精。本当に気まぐれだな』
シーナは妖精を見失わないように、目を離さずに話をする。
『あれがその妖精だったら、願いを叶えてくれるんだな?』
「……たぶん」
『よし。じゃあお前は余計なこと言うなよ?』
「余計なこと?」
『なんて?』
シーナはこの話も知らないんだ…。
皆が知ってるおとぎ話かと思ってたのに。
「気まぐれだけど美しい妖精がいて、その妖精は願い事を3つ叶えてくれるの。
でも機嫌を損ねるとどこかへ消えちゃうんだって」
『なんだ、その妖精。本当に気まぐれだな』
シーナは妖精を見失わないように、目を離さずに話をする。
『あれがその妖精だったら、願いを叶えてくれるんだな?』
「……たぶん」
『よし。じゃあお前は余計なこと言うなよ?』
「余計なこと?」