恋心
彩音「それよりさあ、このストラップ可愛くない?」

と、自信満々になんか女の子の人形がついたストラップを突きつけてきた。僕は可愛いともなんとも思わないのだが…

知哉「うん、可愛いねぇー♪」

と、クセで思ってもないことを言う。

このクセは中学の時、僕がいじめられていた事によって、周りに合わせてしまう、クセがついたのだ。

彩音「だよねぇー♪」
赤石「ホント、可愛いよなぁ♪お前ら、なんてキャラか知ってるのか?」

知哉「いきなり出てくるなキモチ悪い」

こいつは…一言で言うとオタクだ。

彩音「いくらホントのことでも、キモチ悪いは可哀想だよ~」

赤石「お前らー、俺は…俺は…怒ったぞー」

知哉「んで、なんてキャラなの?」

赤石「スルーか…その娘はねぇ、クルスだよ♪」

彩音「??」

こっちをみられても…
知哉「僕もわからない」

赤石「ヒュルーマンを知らないのか?木曜日の深夜2時30分にやってる」

彩音「完璧寝てるわね」

知哉「んなもん、知らねぇ」

赤石「なんだってー」
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