7つ上の翔太先生。2
「今日混んでるじゃん……。」


と私は塾について一息ついた、

その横で塾長は『萌依は手前の部屋ねー。』といわれる。


重い足を手前の部屋に踏み入れた、


「こんにちはー。」と…顔を上げれば大好きな先生の笑顔。


全力で笑顔を作る。


先生の服装は私の大好きな紺色の洋服。



似合いすぎだよ先生。



「あっ、ここ座る??」

と指をさしている席は先生の近くだった…。


「あっ、はい。」



私はその席に座った。


もう一回私はため息をついた、



「宿題終わったの?」


と先生は私の方を向いて言った。

「終わりましたよー、というか美術しか宿題ないんで。」


鞄から私の小さな作品を出した。


その作品とは…来月にある修学旅行の表紙の絵を点描という点だけで描いた絵。


私は……5月=先生の誕生日しか思いつかなかった。


とりあえず、日にちとタンポポの絵と大きく修学旅行!と書いた。



「これなんですけど。」





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