7つ上の翔太先生。2
私は先生にその作品を渡した。


「うおっ!すごい!!!!」


「一応、全部点なんですよー。」


と告げると、先生は必死にその絵をまじまじと見た。


「大変だったでしょ??」


「あー、はい…この前家で頑張りました。」


すごーいという先生の横で私は呟いた。


「でも、日にち間違えちゃったんですよー。」


はははと私が笑うと先生も笑った。


「私、そういう間違い多くて。あー点数引かれるかもー、」


その横で七美は「そんなんで点数引かれんの?」

といった。「いや、知らないーけど。先生厳しいじゃん。」



「うまいねー、多田は美術の才能ないから無理です。」


と私の作品を私に渡した。

その作品を私は机の上に置いた。







先生今日疲れてるのかな……。


「多田先生、どーぞ。」


と私はチェルシーを出した。



「おおお、ありがとう。俺最近チェルシー不足。」



チェルシー不足!?何それ。先生……。


やっぱり今日先生疲れてるよ。







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