あの花畑の天使
友達は、その景色を見るなり・・

走りまわったり・・虫を探したり・・

大の字に寝たり・・

個々が思うように遊びだした。

背中におんぶしている、りんごが

「お兄ちゃん!降ろして!私も遊びたい!」

と、僕はりんごを背中からゆっくり降ろした・・。

りんごは深く深呼吸をして、その場で目を瞑り・・

何かを感じているようだった・・。

そして、りんごは両腕を挙げ・・

太陽の光を全身に沢山浴び気持ちよさそうに

背伸びをした・・。

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