京都マーブル・ラブストーリー
「内緒がいいって言うんやったら…」
あ。
もう来なくてもいいって言ってくれるのかな。
ちょっと期待…。
「そう、ここに来たらええから」
「は?」
「なにそのどんぐり眼。
サナっていっつも俺の言葉にそんな顔して反応すんねんな?」
悪かったですね。
だいたいいっつもアタシが思ってもないようなことを言うから。
「昼はここにおること多いから」
そう言って彼はポケットから何かを取り出し上へ放り投げる。
太陽に反射してソレがきらりと光る。