京都マーブル・ラブストーリー
「あ。ホンマ大丈夫。
はじめからあの人はアタシといる世界が違うってわかってたもん」
アタシは努めて明るく続ける。
「リノも言うてたやん?
太刀打ちできるような人やないって。
あれだけの人なんやからアタシだけってそういうのありえへんと思う」
「でも…
おかしない?
そんなんでもええのん?」
「うん、アリガト。
大丈夫。
なんか話したらちょっとすっきりした」
そう笑顔で答えた。