「わしのが強いきに」

「本当に強い奴はそんなこと言わない」

ジャックはにこりと笑った。

「ユーリさんに見つかると面倒だ。早く出発し…サニー」

もう一度、サニーを抱き締めていた。

「もう…十分よ、私は帰ってくるから」

「…あぁ、そうだな。」

「か、帰って来たらキスしてよ」

何かフラグが立った。

「もちろん」

こちらにもフラグが立った。

「点呼ー!」

ユーリさんの怒声だった。

「やば、ほら早く」

「リアル道案内」

「了解しました」

振り返ってジャックを見た。

「振り返るな、早く」

「サニー…大丈夫ぜよ。お前は俺が守るきに」

「いい…これ、あるし」

「なぁ、リアルよ」

「何ですか、ログさん」

「わしも銃が欲しいぜよ」

「…寄りますから」


ここから私達の旅が始まった。

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