月luna~眠れる王子と最後のキスを・・・~

『ありがとうございました!』

 喫茶店から出た人の後ろにはエプロンを着た美香ちゃんが立っていた・・・。


「っえ?」
『っあ!』

 美香ちゃんも私にきずいて、私たちは同時に声を上げた。


 私たち二人が驚いた後、美香ちゃんは動揺しながらも私を喫茶店入れた・・・。


「バイト?」

 私は喫茶店に入ってすぐ美香ちゃんにたずねた・・・。



 どうやらこの喫茶店は美香ちゃんのお父さんのもので、美香ちゃんは時々ここの手伝いをしてる事がわかった。

 だから私が美香ちゃんがここら辺に住んでいたことに驚いてると、同じ駅から学校に行っていたことも分かって飲んでいたお茶を吹きそうになった。


 井上さんも私がこの辺に住んでると知らなかったみたいで私たちはその話で盛り上がっていった。


 その日は暗くなる前に話を終えて、家に帰って美香ちゃんとメールをした。


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