先生と生徒


「っあ、はい?」


「どっかいってたぞ?」


「すいません…」



「や、謝ることはねぇんだけどな。

酒井、酒井はどうしたい?会いたい?会いたくない?」


子どもをあやすような口調で優しげに問いかける。


「分からない…」


「そっか。

んじゃ、一緒に考えるか」


「一緒、に?」



「分かんない問題とか、誰かとやれば解ける時だってあるだろ?それだよ、そーれ」


「何か違う気がします」




「グダグダ言わないの!

酒井はお父さん好きか?」
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