先生と生徒


病院を出て、先生の待つ車へ向かった。


頭の整理がつかないままだったので、呆然としていたのであろう、先生も心配をしてくれた。


「何か酷いことでも言われたのか?」


「や、違います…」



「そっか…ならいいんだけど…もう帰る?」



「…はい」


「了解ー。早く乗りな?」


「お願いします…」



車の中で何を話したなんて覚えてない。

私はただ、目の前を真っ直ぐ見ていた。

続いていく道。
私の道は、どこまで続いている?

どこまで、進んで行ける?

何も、分からない…
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