ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
あたしには、好きな人がいる。
けど…あたしの恋は叶わない恋なんだ…。
だって、あたしの好きな人は…。
「で、あの人は?どうしたの?」
「恵里佳、またゆうちゃんのこと“あの人”なんて呼んで、恵里佳の先生でしょう」
「いいじゃん。別に“あの人”でも…」
というか、学校で会うだけで苦しいのに、休みの日まであたしを苦しめないでよ。先生…。
「あっ、ここにいたのか!」
その声を聞いただけで胸が締め付けられる。
そんなあたしの想いに気づかず、爽やかな笑顔で姉の隣に当たり前のように腰を下ろす人。
「恵里佳はよくいなくなるなぁ」
「親しげに名前で呼ばないでください」
学校で“恵里佳”なんて呼んだことないくせに…。
そんな冷たいこと言うなよと顔をクシャリと崩して笑う彼、深澤祐介は、あたしの担任で、お姉ちゃんの彼氏で…。
そして…あたしの大好きな人…。
けど…あたしの恋は叶わない恋なんだ…。
だって、あたしの好きな人は…。
「で、あの人は?どうしたの?」
「恵里佳、またゆうちゃんのこと“あの人”なんて呼んで、恵里佳の先生でしょう」
「いいじゃん。別に“あの人”でも…」
というか、学校で会うだけで苦しいのに、休みの日まであたしを苦しめないでよ。先生…。
「あっ、ここにいたのか!」
その声を聞いただけで胸が締め付けられる。
そんなあたしの想いに気づかず、爽やかな笑顔で姉の隣に当たり前のように腰を下ろす人。
「恵里佳はよくいなくなるなぁ」
「親しげに名前で呼ばないでください」
学校で“恵里佳”なんて呼んだことないくせに…。
そんな冷たいこと言うなよと顔をクシャリと崩して笑う彼、深澤祐介は、あたしの担任で、お姉ちゃんの彼氏で…。
そして…あたしの大好きな人…。