My home〜私の帰る場所〜
公園で私はブランコを押してあげている。
兄弟がいないから一度だけでもやってみたかったんだよね。
「由宇ちゃん、これぐらいで平気?」
「もっと高くしてもいいよ?」
「じゃ、もっとたかくしちゃおうかな~?」
私はもっと強く押した。
兄弟がいないから一度だけでもやってみたかったんだよね。
「由宇ちゃん、これぐらいで平気?」
「もっと高くしてもいいよ?」
「じゃ、もっとたかくしちゃおうかな~?」
私はもっと強く押した。