空の色



——高校2年生初日。


クラス替えをしてもあたしには関係のないことだった。



誰と一緒になるのだろう、とか



新しい友達はできるのかな、とか。



あたしにはどうでもいいことだった。



結局答えはいつも一緒だったから。




だから新しい教室に入ってもあたしは誰とも挨拶もせずに真っ直ぐに自分の席に座った。



その時。



「おはよう」



そう話しかけてくれたのが愛美だった。




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