王様の、言うとおり


『………。』



無言でポイを受け取ったキング。



『今どれ狙った。』

「あの、白……。」



端に避けながらさっきターゲットにした金魚を指差せば、キングが獲物を捕えたような目でその金魚にポイを近付けました。




目が怖い。

狙われているとは知らず浅く広い入れ物の中を悠々と泳ぐ金魚。



それを狙うキング。



入れるためのお椀を近付け、そして……。




ぱしゃん、



一瞬でした。

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