王様の、言うとおり



あ、キングのことではないですよ?

目の前にぶらさげている金魚さんのことです。



小さい小さい金魚を見つめながら歩いていると、ふと脳内にに浮かんできた思い出。

『あ。』




「何。」

隣を歩くキングが見下ろしてきます。



『何でもない、です。』



「……転ぶなよ。」



思い出しました。

……お祭り、うん。行ったなぁー昔。



ちょっと気分が浮かれてしまい、歩道の一段高くなった部分を歩いていたら、すごい勢いで腕を掴まれキングが車道側に立ちました。




< 114 / 600 >

この作品をシェア

pagetop