王様の、言うとおり



どうせなら 付き人、とか下僕、とかもう少し面白い答えを言って皆に追求されれば良かったのに。



私はキングの友達、のポジションになるのでしょうか。



かなりの上下関係がある友達になってしまいます。



どうでも良い、俺を巻き込むな、と言いたげなキング。

この雰囲気を出せば、何でも切り抜けられるかも。私も出せるようになりたい。



その技、欲しいです。



そんな呑気な事を考えていた私。

この話はもう終わる、そう思っていたのです。



だけど、


「そう言えば春日さんも森田と一緒にいたよね?」

キングから私へと目移りする視線。

いきなりの爆弾投下に、私は目を見開いて目撃情報を喋った子を見つめる事しか出来なかった。



隣で会話を終わらせていたキングも、ピタ、と動きを止めこっちを見たのが視界ギリギリで分かりました。



否定も、肯定も出来るはずがない。

一緒にいたよね?って言われた時点で一緒にいた所を見られている訳だから否定は無理。



かといってあっさり認めたらお隣さんが……。




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