王様の、言うとおり



近いはずなのにやって着いた、もうかなり苦労したつもりの気持ちでハァハァ言いながら足を進めます。



じんわりと汗が出ているのを感じながら一歩コンビニへ入ると、天国と思える涼しさ。



「いらっしゃいませー。」



来店の音を聞いて雑誌を並べていた店員さんがこっちを見て挨拶。

それに頭を軽く下げ、店員さんの後ろを通って奥にあるジュース売場へと直行します。



レモンスカッシュレモンスカッシュレモンスカッシュ……



頭の中で呪文のようにぐるぐる回る買わなければならない飲み物名。

ここで無かったらどうしよう……



いやいやコンビニだからあるでしょうと不安が半分以上を閉めながら目を冷蔵庫の中に並んでいるラベルにやる。




『あったぁ……!』



見つけた!




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