王様の、言うとおり
私も慌てて図書室を出て、キングの後ろを歩きます。
「……じゃあ俺、こっちから帰るから。」
「うん。」
「お疲れー。」
『ば、ばいばい。』
あっさりと交わされた男の子同士の会話の後、振り返った亮平くん。
気まずい中亮平くんがいたことでちょっと気持ちが助かっていたのに。
そんな時間は長くは続かずあっという間にお別れになってしまいました。
キングはもうスタスタと歩き出してます。
私の方を見ていないからキングは自分のバックを私が持っていると知らずに教室に向かっているみたいです。
「―……買ってこれた?みたいだね。」
キングの背中を見ていると、ふと、言葉が落とされ顔を向けると、亮平くんの視線の先は私の持ってるコンビニ袋。