王様の、言うとおり
………昨日の事、もありますし。
今日の朝は、キングの目覚ましもなりませんでした。
昨日のあの悲惨な光景、そして朝。
明らかに“異常”事態です。
昨日のこともあり、今日は少し家の前で待って見ましたが家からキングは出て来ず。
学校に行った時には、もうキングはいました。
バスの中でも亮平くんに話し掛けられても口数は少なく。
私とは会話どころか目すら合わなくて今。
昨日、キングにとっては見られたくなかった場面を私は見てしまったのかも知れません。
冷たいキングがずっと頭にこびりついて。
――怖い。
「はい、ここで終わりー。15分後に旅館の入り口の広い所に集合な。」