王様の、言うとおり


先生の声で、パタパタとノートを閉じていきます。

やった、終わった。



キングの事を考えていてかなり集中できなかったけれど、あっという間だった気がします。


……ガヤガヤと自分の部屋へ戻りだす皆。



隣を見ればシャーペンを片付けているキング。

ここで、謝っておいた方が良いのでしょうか。

この後の自由時間は班行動。


気まずいまま、キングと過ごすのも嫌だし……。



謝ろう。

自分の筆記用具を片付けて、口を開く。

『っ……あのっ……。』

………。



キングは、既に席を立って亮平くんと話していました。




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