王様の、言うとおり



泳げ、ます。


小学生の時に死にそうになりながら必死に練習しましたから。



森田くんは、泳げないから入りたくないと誤解してる。

「あ、ちょうど良い。ちょっと手伝って。」



「良いよ!行こっ!入ったら気持ち良いって。」



『奈留ちゃん……!』



奈留ちゃんが、森田くんに応援を頼んで森田くんも笑顔で私の腕を掴む。



奈留ちゃんとは全く力の入れ方が違う森田くんの手。



思わずドキッとしてしまったのは、こういうシチュエーションだからでしょうか。



「ほら、行くよ!」



< 276 / 600 >

この作品をシェア

pagetop