王様の、言うとおり


起き上がるもんか。

寝たまま、心に決めます。



もう少し、寝てようかな。


と思って横向きになると、ガサッと音を立てるビニールシート。



「……ごめん。」

『え?』



体勢を決めるためにガサガサいっていた音に混じって聞こえてきたのは、小さなキングの謝罪。



ごめん……?


何の事かなんて分かってる。



昨日の事。

す、と伸びてきたキングの、左手。

私のおでこに触れます。



「……熱は無い。……寝不足、だろ?」




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