王様の、言うとおり
「……結構です。」
「水に入るのも嫌とか?」
何故絡む森田くん!
キングがピリピリしているのに気付かないのでしょうか。
私は気付いてます。寧ろそのピリピリのオーラの中に私が入り込んでいる気もします。
「そうかも、ね。今は入りたくないし。」
もうどうでも良さそう。
……否定すれば良いのに。
「……完璧、って言われてるのに高原も出来ない事、あるんだな。」
ケラケラと笑った森田くんに、私は背中に冷や汗が流れました。
違います!完璧なキングにできないことなんてないんです。
たった一つ、身長を理想まで伸ばす事以外は……!