王様の、言うとおり



『……煌。』


「大丈夫だから、心配しなくていい。じゃあね。」



不安そうに俺を見る菜月に告げて、立ち上がった。


包帯は、もういい。

さっきよりも良くなったし。



鈍かったり、ドジだったりするのに意外な所に気付くから、困る。



まだ何か言いたそうだったけれど、俺は背を向けて離れた。





―――――――――――――


――――――――



< 350 / 600 >

この作品をシェア

pagetop