王様の、言うとおり



「あ!帰ってきた。」


「見つからなかった?」



部屋へ戻ると帰ってきていた亮平。

布団の上に寝転んでテレビを見ていた。



「煌が教えてくれたお陰で!全員見付からずに無事だった。」


ヘラ、と笑う亮平にコーヒーを投げて、コーラは冷蔵庫へ。



亮平なら、良いか。

「……亮平。」



「んー?」



寝たまま俺を見る亮平に背を向けて、Tシャツを脱ぐ。



「どんな感じ?」




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