王様の、言うとおり
「言うかな?」
『うん……。』
「あ、ダメだ。」
え?何で?
と聞き返すよりも早く、チッと奈留ちゃんの舌打ちをした音と、それから大きな生徒指導の先生の声が。
せっかくの絵美ちゃんの告白しようとしたタイミングは、生徒指導の先生に邪魔されて失敗しました。
良かった………。
……―――あれ?
何で今、良かったって思ったんだろう。
――なぜかホッとした自分がいた事は、奈留ちゃんにも言っていません。
結局絵美ちゃんは逃げるようにして帰ってしまい、
先生もキングによって追い払われ、見つかった私達。
キングは始めから私達がいると知っていたみたいです。