王様の、言うとおり
「弱くても菜月がするの。」
『どうして?』
じゃんけん嫌がるの?と、キングの横顔に質問すれば、こっちを一度見て。
「恥ずかしいし。アメもう一本欲しいが為にあんな必死にじゃんけんなんて。」
『………。』
じゃんけんに負けたらしい男性の悔しそうな叫び声が聞こえました。
『あんなに必死にしなければいいのでは?』
「や、あそこは“じゃんけん別にしなくていいから2本下さい”って2本分のお金払うのが理想的かな。」
『おぉ……。』
それは、カッコいい。
「……だけど、どうせ貰えるなら貰っておこう。」
『勝つのは決定なんですね。』
キングの中で、もう2本貰えることになってる。
かなりのプレッシャーです。
『でも、あいこも負けも貰えなくて、勝ちだけがもう1本貰えるんですよ?確率低くないですか?』