夏コイ★1ヶ月の特別な時間
「夏海ちゃんっ
さっき先生から電話があって、熱中症になったって聞いたから驚いたわ。
大丈夫なの?」
玄関のドアを開けるのと同時に飛び出してきた和葉さん
「わっ!!
ごめんなさい、心配させちゃって……でももう大丈夫です。」
「そう。それならよかったわ。」
和葉さんがホッと胸を撫で下ろしたとき、あたしのケータイがなった。
「あ、ごめんなさい。」
あわててケータイを出すと、お母さんからの着信だった。
部屋に戻って、通話ボタンをおす。
「もしもし、お母さん?」
『久しぶり。
どう?楽しくやってるの?』
「うん、相変わらず楽しいよ。
それよりどうかしたの?」
久々に聞くお母さんの声。
だけど、次の言葉にあたしは耳を塞ぎたくなった。