夏コイ★1ヶ月の特別な時間
一瞬時間が止まったかのように感じた。
さっきまで聞こえていた波の音も、遠くから聞こえる犬の鳴き声も、音の全てが遮断された。
海に溶けるように沈む太陽が、そこだけをより強く照らしてるようにすら思えた。
そこにいたの紛れもなく爽太くんだった。
だけど、今まで見たことないくらいに真剣な顔をしていた。
サーフボードに乗って波に乗る爽太くん。
心臓がどくどくと脈をうつ。
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