失恋保険〜あなたが私に教えてくれたこと〜
「朝陽相変わらず走るのはやいね
どうやったらあんなに速く走れるの?」
あたしは朝陽に話し掛けた
「男の俺と女のお前じゃパワーってもんが違うんだよ
それに俺の方が20㎝ぐらい背高いだろ?
てことは俺とお前が同じ足の長さなんてありえねぇよ男と女を一緒にすんなよ」
……確かにあたしはチビだし足も短いけど
「朝陽が高すぎるし長すぎるの!
あたしは普通……いや普通より短いか……」
実際クラスにはあたしと同じ位の背の子は何人もいる
だけどそれでも朝陽は背も高く顔も小さい
それに二重で綺麗な目に筋の通った鼻、薄く形のいい唇を持ってる
おまけに髪はサラサラ…
あたしより女っぽい!?
「でも……格好よかったよ
お疲れさま」
あたしは上を見て微笑んだ
すると朝陽は目線をそらした
なんで?
まぁいいや……
「ふぁー………
なんか眠くなっちゃった」