自己中彼氏
「由香はさぁ……。
どういう人がタイプなの?」




由香とは私の名前。



申し遅れました。

私、高校3年生
安藤由香。




「ん~…」




いざそう言われると
困る。



もちろん顔はぁ……。


いや、でも性格悪いのはなぁ……。





「結局はないんでしょ?」






そうです……。


ないんです。





でもいいじゃない!
なくても運命は関係ないのよ!!



あ、逆ギレごめん。






「いらっしゃいませ」




いつのまにかコンビニに
着いていた。



早速雑誌のコーナーへ。




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