名探偵と父親

それだけだ。


父は母を愛していた。
あれは嘘ではない、


ああ、あそこで満足して、パーティーについて行かなければな。

もう少し、父と居たいと願わなければ―。


少し、後悔をした。


僕は、

弟に、父は母を愛していた。
と伝えた。

弟は、嬉しそうに、

「だろうな」
と言った。

そして弟は、
「親父達の墓参りは一緒に行こうぜ」

といい、僕が返事をする前に消えていた。



何か、父の形見をもってこればよかった。
と、僕は、更に後悔した。
< 14 / 14 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

隣の人形

総文字数/59,055

ホラー・オカルト211ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
なんで、人形が人間になってるんだ・・
名探偵と弟

総文字数/3,062

ミステリー・サスペンス17ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
僕の弟は殺人鬼である。
ななちゃん

総文字数/6,624

ホラー・オカルト21ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ななは、心の病気なんです。 先生、ななを助けて下さい。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop