長い時間


「あっ!!そういえば、あいらのクラスって林拓海くんいたよね?」

「…ハヤシ?」


林って誰?
てか、そんな人いたっけ?


「うん。超イケメンらしいよ。」

「ふ〜ん…」


私は、イケメンに興味がない。
だから、恋ができないのかも…(関係ないけどね)


「あいら、林くんと同じクラスなんだし、どんな感じか教えてよ♪」

「へ?なんで?」

「もう!!あいら鈍感だな〜
私、林くんに一目惚れしちゃって…
だから、いろいろ協力してほしいんだ。」

「うん。別にいいけど…」


だって、男なんてみんな一緒にしか見えないんだもん。


「えっ!!いいの?」

「なんで聞くの?」

「なんでもないよ。
ありがと♪
じゃ、帰りにまた教えてね!!」


歩はそう言って歩は新しい教室に走って行った。


「めんどいなぁ…
てか、教室どこ?」


もう時間がないみたいだし、教室を探しにいった。


「ここかぁ。」

ガラガラ…

すぐにドアを開けた。
教室はざわざわしている。


「このクラスならすぐ仲良くなれそうだな♪」


しかも、私の席は窓側の一番後ろ。
居眠りしてもバレない。
なんて運がいいんだろう♪
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