君が望んだ永遠



あれから数分。


さっきまで繋いでいた手を
離した。

……恥ずかしさの余り。


だって手なんて繋いでたら
付き合ってるみたいじゃん!!



すると雪原がこちらを向いた。



「なんで手ぇ離すの?」


そう言って首を傾げる雪原は
可愛げがあって
あたしの顔が
ピンクに染まった。



「……手なんて繋いでたら
彼女と思われるでしょ!///」



「そーかな?
てゆーか幸音ちゃん顔真っ赤。そんなに
恥ずかしかった?笑」


ニヤリと怪しく笑う雪原。





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