『別に。ただ、早いなって思っただけ
…日曜は俺、用事入ってるからやっぱり行けない。』


「そっか…。まーまた大阪にも帰ってくるし!」


『うん。じゃー、俺そろそろ行くから。』


「おう。じゃ、おつかれ!」


俺がそう言うと、あいつは返事もせずに電話を切った。



―ツーツーツー…





電話を切り、ポケットに入れ一人でコーヒーを飲む。


「…ふぁー。」

ハチが来ないってのを分かると、なんか肩の荷が下りた感じ…
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