ルナは目を大きくして俺を見つめていたが、
少し経つと笑い出した


「ハハハ!!そんな心配しなくても大丈夫!
離れないよ」


「本当?」


「うん!カズが好きだもん!」

ルナの顔は、笑顔で…


どっこにも嘘なんて見えない





俺も一緒に微笑んで、幸せの時間を共に過ごす












そう、その時の俺には見えてた



でも、もっと大事な事忘れてる




記憶が戻ったら…この言葉だって、変わる可能性があるんだ



そんな大事な事、俺は忘れてる



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