「ありがとう。また戻ってきたら連絡する。
うん…おう、じゃーな」



電話を切り、振り返るとルナが立っていた。



「ダレ?」

「高校の友達!」

「そっか…。」


やっぱりまだしんどいのかな?
顔色が良くない…



俺はルナに近寄り、頬を触ってみる。


冷たい…



「本当に大丈夫か?病院行く?」

「大丈夫!ちょっと朝から忙しかったから…それだけ!」


いつものように笑顔でそう言うルナ

俺は頭をポンポンと撫でた




―ピーンポーン
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