恋
「素直じゃないな~ハチ君は!」
そう言って誰かは笑う。
「…お前な…それ以上喋ったら追い出すぞ?」
「ハハハ!わかった!ごめんって~。」
「…まー、もういいけどさ…。」
ジャジャジャジャーン♪
誰かの携帯が2人の会話を止めた。
「バカ!お前マナモにしてろよ!コイツ寝てんだぞ!起きたらどーすんだ!」
「ごめんって~」
今だ!起きるチャーンスだ!
「ん~・・・。」
私は今目が覚めたかのように布団からムクっと起き上がった。